
明石市の不動産市場動向は今どうなっている?最新データで価格推移をチェック
明石市で不動産を探すとき、「今の市場動向や価格の変動はどうなっているのだろう」と気になる方も多いのではないでしょうか。実際、土地やマンションの価格は年々変化しており、購入や売却を検討する上で正確な情報が不可欠です。この記事では、公示地価やマンションの相場、今後の価格予測、そして人口や地域の魅力が不動産価値に与える影響まで、明石市の最新市場動向を詳しくわかりやすく解説いたします。今後の資産計画に役立つ情報が満載ですので、ぜひ最後までご覧ください。
地価(公示地価)とその推移から見る明石市の土地市場の現状と安定性
まず、令和7年(2025年)の明石市における公示地価の平均は、139,382円/m²(坪単価:約460,800円/坪)、前年に比べて+4.4%の上昇となっています。また、この上昇傾向は12年連続で持続しており、直近10年間(2016年〜2025年)の年平均成長率は+2.29%と安定した地価の上昇が続いている状況です。
以下、用途別に整理した表をご覧ください。
| 用途 | 平均㎡単価 | 前年比上昇率 |
|---|---|---|
| 住宅地 | 111,894円/m² | +4.2% |
| 商業地 | 229,008円/m² | +4.6% |
| 工業地 | 62,533円/m² | +4.5% |
商業地の上昇率が特に高く、住宅地・工業地も堅調に推移しており、用途を問わず広範なエリアで地価の安定と上昇が見られます。
さらに、基準地価(令和7年・2025年)においては、平均13万5,129円/m²(坪換算:約446,709円)、前年比の変動率は+5.60%と、公示地価を上回る上昇となっています。用途別では、住宅地で+5.05%、商業地で+6.14%、工業地で+12.28%と、特に商業地と工業地の上昇が顕著です。
このように、明石市の土地市場は、公示地価・基準地価ともに堅調な推移を続け、用途を問わず安定した上昇傾向が確認できます。資産価値の安定性や将来の伸びしろを重視される方には、たいへん注目いただける市場状況です。
:マンション相場の最新データと価格変動の傾向
ここでは、明石市におけるマンション相場の最新データと、それに伴う傾向を整理してご紹介いたします。
以下の表に、2025年の明石市マンション相場の坪単価・平米単価および前年からの伸び、さらに取引件数の変化をまとめました。
| 項目 | 2025年 | 前年との比較 |
|---|---|---|
| 坪単価 | 103.5万円/坪 | +18.2% |
| 平米単価 | 31.3万円/㎡ | +18.1% |
| 取引事例件数 | 124件 | −72.4% |
2025年の明石市マンション相場では、坪単価が約103万5千円、平米単価が約31万3千円となっており、いずれも前年と比べて18%前後の上昇を示しています。これは駅に近い物件や面積の広い物件の取引が増えたことが背景にあると考えられます。
一方で、取引事例の件数は前年と比べて大幅に減少しており、450件から124件へと約7割以上の落ち込みとなっています。これは市場参加者の慎重姿勢が現れている可能性がございます。
また、兵庫県西部(明石市を含む)における近畿レインズのデータでは、2024年4月から2025年4月までの13か月平均の成約価格は約1,642万円、平米単価は約23.91万円でした。成約価格は月によって変動しており、特に2025年1月には価格が1,954万円、単価28.28万円とピークを迎え、その後も春にかけて高水準で推移しています。
このように、明石市のマンション市場では、価格面では堅調な上昇が見られるものの、取引件数の減少によって市場全体の活発さにはやや停滞感が見受けられます。また、駅近や専有面積が広めの物件ほど価格上昇が顕著な傾向ですので、これらの要素が価格形成に大きく影響していると判断できます。
戸建て・土地・マンション、各種不動産の過去〜将来の価格推移予測
以下の表は、明石市における中古マンション・土地・中古戸建ての過去10年間の値上がり率および現在の価格、さらに今後10年の“ノーマルシナリオ”による価格予測をまとめたものです。
| 物件種別 | 現在の価格水準 | 過去10年の上昇率 | 今後10年の予測(ノーマル) |
|---|---|---|---|
| 中古マンション | 約68万円/坪(1,335万円) | +36.9% | 約78万円/坪(+15.1%) |
| 土地 | 約37万円/坪(1,750万円) | +29.0% | 約38万円/坪(+1.0%) |
| 中古戸建て | 約92万円/坪(2,782万円) | +9.5% | 約91万円/坪(▲0.9%) |
この通り、過去10年では中古マンションが最も上昇率が高く、土地も堅調な伸びを示しています。一方で中古戸建てはやや緩やかな上昇です。今後10年の予測においても、中古マンションは引き続き上昇傾向が見込まれており、土地はほぼ横ばい、戸建てはやや下落が予想されています。
また、それぞれの将来の展望を資産性・投資観点から整理します。まず中古マンションは、過去の値上がり幅が大きく、将来にも上昇期待があることから、比較的高い資産性が期待できるといえます。土地は安定した推移が見込まれ、資産としての安全性が高いです。中古戸建ては近年価格が横ばいかやや下落する予測で、資産価値よりも住まいとしての利用価値が中心となる可能性があります。
人口・世帯数の増加と地域の魅力が支える明石市の不動産市場背景
明石市の人口は住民基本台帳によれば、2015年から2025年にかけて日本人の人口が約294,600人から約303,100人へと増加し、10年間で約8,500人、年率換算で0.3%ほど増加しています。また2025年1月1日時点では、人口は約307,235人(外国人含む)となっており、高齢者比率は26.1%、20~39歳の若い世代が総人口の11.0%と全国平均より高い割合を占めています。
| 年 | 日本人人口 | 外国人含む人口 |
|---|---|---|
| 2015年 | 約294,600人 | – |
| 2025年 | 約303,100人 | 約307,235人 |
同様に、世帯数も2015年には約128,800世帯から2025年には約141,850世帯へと増加しており、地域の住宅需要が安定的に高まっている実態が見てとれます。
さらに、明石市は「こどもを核としたまちづくり」を推進し、18歳までの医療費無料、中学校給食の無償化、第2子以降の保育料無償化、公共施設の入場料無料化、そして「おむつ定期便」など、非常に手厚い子育て支援策を実施しています。これらにより、待機児童数は2018年の571人から2024年には50人へと著しく減少し、子育て世代にとって住みやすい環境が整っています。
こうした背景から、明石市の不動産市場は「資産価値が落ちにくい」「売却に有利なタイミングが期待できる」と考えられます。人口・世帯の増加や子育て支援の充実は、長期的な住み続けたいという価値感を生み、不動産の需要を下支えしています。
まとめ
明石市の不動産市場は、公示地価やマンション価格の着実な上昇、人口や世帯の増加とあわせて、堅調な推移を続けています。特に地価はここ数年で安定的に上昇し、住宅や商業地でも活発な取引が見られます。駅近や広めの専有面積を持つ物件は特に人気が高まっています。子育て世代への支援や生活環境の充実も追い風となり、今後も資産価値が守られやすく、売却や購入の検討に有利なタイミングと言えます。不動産に関して悩まれている方は、地域の特性や将来動向をふまえた判断が大切です。
